大竹クリーニング店(栃木県宇都宮市)|街のクリーニング名鑑

栃木県宇都宮市三番町にある大竹クリーニング店

1936年に「大竹洗染所」として創業し、2026年で創業90周年を迎えた地域密着型のクリーニング店です。

一般衣類のクリーニングはもちろん、しみ抜きの相談や、企業・病院・学校・官公庁などへの定期集配にも対応。

店内にはさまざまな設備が並びますが、大竹クリーニング店が大切にしているのは、機械だけに頼ることではありません。

衣類の素材や状態を見ながら、最後は人の手で一点一点仕上げる。

長年培ってきた技術と新しい設備、その両方を生かしながら仕事を続けています。

そして、この店を知るうえでもう一つ欠かせないのが、90年にわたって受け継がれてきた歴史です。

現在の店主がクリーニングの仕事に入る前にしていたのは、実はまったく別の仕事でした。

街のクリーニング名鑑では、大竹クリーニング店の歴史と現在の仕事、しみ抜きへの取り組み、設備、そして店を支えるご家族やスタッフについて紹介します。

栃木県宇都宮市の大竹クリーニング店の外観

大竹クリーニング店について

大竹クリーニング店は、宇都宮市で長く営業を続けてきたクリーニング店です。

地域のお客様を中心に、ご年配の方から家族連れ、仕事をされている方まで、幅広い世代が利用しています。

なかには、長年にわたって店を利用しているお客様もいます。

また、店頭での受付だけでなく定期集配にも対応。

企業や病院、学校、官公庁をはじめ、プロスポーツ選手のユニフォームなど、さまざまな業務用クリーニングも手がけています。

特に、法人のお客様から預かる白衣やユニフォームについて、大竹クリーニング店が大切にしているのが、

「清潔に」「キレイに」「早く」

ということ。

日常的に使用される白衣やユニフォームだからこそ、品質だけでなくスピードも求められます。

こうした業務用クリーニングは、大竹クリーニング店が特に得意としている仕事のひとつです。

一方、店頭では一般衣類のほか、しみ抜きについての相談も多く寄せられています。

近隣のお客様だけではなく、遠方から来店する方や、品物を郵送する業者からの依頼も年々増えているそうです。

大竹クリーニング店の店内と受付

個人のお客様から法人の定期集配まで

大竹クリーニング店の特徴のひとつが、地域のお客様の衣類だけではなく、法人向けのクリーニングにも長く携わってきたことです。

企業、病院、学校、官公庁など、預かる品物や求められる仕上がりはさまざま。

プロスポーツに関わるユニフォームを預かることもあります。

家庭の一着から、日々大量に使用される業務用の衣類まで。

用途の異なる品物に向き合ってきた経験が、現在の大竹クリーニング店の仕事を支えています。

大竹クリーニング店のクリーニング設備

1936年創業。宇都宮で受け継がれてきた90年

大竹クリーニング店の始まりは、1936年(昭和11年)

当時は現在の店名ではなく、『大竹洗染所』として創業しました。

その後、「大竹クリーニング店」となり、宇都宮の地で仕事を続けてきました。

2026年で創業から90年。

現在は親子3代にわたって店を受け継いでいます。

90年という年月を文章だけで想像するのは難しいかもしれません。

しかし、大竹クリーニング店には、その歴史を今に伝える写真が残っています。

宇都宮市で営業していた当時の大竹クリーニング店

現在は建物も店内も大きく変わりました。

それでも、「地域の衣類を預かり、きれいにして返す」という仕事は、時代を越えて受け継がれています。

大竹クリーニングの店舗入り口

自転車で地域を回っていた時代から続く集配

残されている写真の中には、昔の集配の様子を写したものもあります。

自転車の前には「大竹」の文字と電話番号。

今のように車で地域を回る時代よりずっと前から、店を訪れるお客様を待つだけではなく、地域へ出向いて衣類を預かる仕事が行われていました。

大竹クリーニング店の昔の集配風景
自転車で集配を行っていた当時の様子。
現在も大竹クリーニング店では法人を中心に定期集配を行っています。

そして現在。

集配の方法や預かる品物は変わり、企業、病院、学校、官公庁など、さまざまな法人のクリーニングを担うようになりました。

しかし、

「必要としてくれるお客様のもとへ出向く」

という仕事は、昔から現在まで続いています。

こうした写真を見ると、大竹クリーニング店にとって集配は単なるサービスのひとつではなく、長い歴史の中で受け継がれてきた仕事の形のひとつであることが分かります。


仕事の風景も、世代を越えて

もう一枚、大竹クリーニング店の歴史を伝える写真があります。

店内で衣類にアイロンをかけている、昔の作業風景です。

大竹クリーニング店に残る昔のアイロン仕上げの作業風景

そして現在も、大竹クリーニング店ではアイロンによる仕上げが行われています。

大竹クリーニング店でアイロン仕上げを行う会長

設備が進化し、クリーニングの仕事も大きく変わりました。

それでも大竹クリーニング店が現在まで大切にしているのは、最後は素材や衣類の状態を見ながら、人の手で仕上げることです。

最新の設備と、長年培ってきた技術。

その両方を大切にする現在の仕事にも、90年続いてきた店の姿勢が受け継がれています。


テレビ番組制作の仕事から、家業のクリーニング店へ

現在、大竹クリーニング店を担う店主は、最初からクリーニングの道へ進んだわけではありません。

大学卒業後に就いた仕事は、東京でのテレビ番組制作でした。

奥様も当時、マスコミ関係の仕事に携わっていました。

しかし結婚を機に、ご実家で営んでいた大竹クリーニング店を継ぐことを決めます。

テレビ番組制作とクリーニング。

まったく異なる世界です。

当然、不安も戸惑いもありました。店主は当時について、こう振り返っています。

それまでとは全く違う仕事への挑戦だった為、不安や戸惑いもありましたが、夫婦で力を合わせ一から仕事を覚えて行きました。

最初からクリーニング職人として育ってきたわけではない。

夫婦で、それまでの仕事を離れ、一からクリーニングの仕事を覚えていった。

そうして3代目として、大竹クリーニング店の仕事を受け継いでいきました。

大竹クリーニング店で衣類を仕上げるスタッフ

夫婦で一から覚えたクリーニングの仕事

現在の店内では、店主だけでなく、ご家族やスタッフがそれぞれの仕事を担っています。

受付でお客様と接する人。

洗浄を担当する人。

しみ抜きをする人。

機械を使って仕上げる人。

そして、衣類の素材や状態を確認しながら、一点ずつアイロンで仕上げる人。

一着の衣類がお客様のもとへ戻るまでには、いくつもの工程があります。

大竹クリーニング店が仕事で大切にしているのは、

「お客様の顔を思い浮かべながら、大切な品物を一点一点丁寧に扱うこと」

です。

そして技術だけでなく、「またこの店を利用したい」と思ってもらえるよう、気軽に相談できる接客をスタッフ全員で心がけています。

受付から仕上げ、お客様へ品物を返すまで。

それぞれが自分の持ち場で仕事をしながら、ひとつの店を支えています。


しみ抜きの相談にも向き合う大竹クリーニング店

法人向けの白衣やユニフォームなどを得意とする一方、大竹クリーニング店の店頭で多く寄せられているのが、しみ抜きについての相談です。

近隣のお客様だけでなく、遠方から来店する方や、品物を郵送する業者からの依頼も年々増えているといいます。

しみ抜きといっても、すべての衣類を同じ方法で処理できるわけではありません。

衣類の素材や状態、しみの種類などによって、適した方法や処理に伴うリスクも異なります。

そのため大竹クリーニング店では、依頼を受ける際におおまかな料金や納期、考えられるリスクなどをお客様と相談したうえで作業を進めています。

「何でも落とせます」と簡単に約束するのではなく、品物の状態を確認しながら、安全に処理できる方法を探していく。

それが、大竹クリーニング店のしみ抜きに対する姿勢です。

大竹クリーニング店で衣類のしみ抜きを行う店主

県内唯一の「不入流師範」として

大竹クリーニング店の店主は、しみ抜き技術を学ぶ不入流の師範でもあります。

店主によれば、現在、栃木県内では唯一の不入流師範とのこと。

しかし、その肩書きを掲げること以上に大切にしているのが、一点一点の品物と向き合うことです。

店主は、

「県内唯一の不入流師範の名に恥じないよう、一点一点、安全に処理できる方法を探していきます」

と話します。

しみを落とすことだけを優先するのではなく、大切な衣類そのものをできる限り傷めない方法を考える。

そのためにも、事前に料金や納期だけでなく、処理に伴うリスクについても説明し、お客様と相談しながら進めています。

大竹クリーニング店のしみ抜き設備
衣類の状態を確認しながら、一点ずつしみ抜き処理を行っています。

設備を生かしながら、最後は人の手で

クリーニングの現場では、衣類を洗うだけでなく、その後の仕上げも重要な工程です。

大竹クリーニング店では、衣類や用途に応じてさまざまな設備を使用しています。

店内には、

  • パンツトッパー
  • ウールプレス
  • ワイシャツ仕上げ機2台
  • 綿プレス機6台

などを備え、効率と仕上がりの品質を両立するために活用しています。

大竹クリーニング店のパンツ仕上げ設備
大竹クリーニング店のワイシャツ仕上げ作業

機械で終わらせない仕上げ

設備が進化すれば、これまで人の手で行っていた工程の一部を機械で効率よく行うことができます。

しかし、大竹クリーニング店が大切にしているのは、機械だけで仕上げを完結させないことです。

最後は衣類の素材や状態を見極めながら、一点一点アイロンを使って仕上げます。

同じ種類の衣類であっても、生地や形、着用による状態は一着ずつ異なります。

だからこそ最後は人の目で確認し、その服に合った美しい仕上がりを追求しています。

大竹クリーニング店が大切にしているのは、

最新の機械と、長年培ってきた技術と手仕事。

そのどちらか一方ではなく、両方を生かすことです。

大竹クリーニング店で衣類をアイロン仕上げするスタッフ

さまざまな衣類を預かるための作業環境

店内には洗浄機や仕上げ機だけでなく、作業内容に応じた設備が配置されています。

法人から預かる白衣やユニフォーム。

地域のお客様から預かる普段着。

スーツやワイシャツなどのビジネス衣類。

そして、しみ抜きなど個別の処理が必要な衣類。

それぞれの品物に必要な工程を行えるよう、店内ではスタッフが分担しながら作業を進めています。

大竹クリーニングの作業台

「清潔に」「キレイに」そして「早く」

大竹クリーニング店が得意とする仕事のひとつが、法人向けの白衣やユニフォームです。

病院や学校、企業などで日常的に使われる衣類は、きれいに仕上げることはもちろん、必要なときに使えるよう戻すことも重要です。

その仕事について、大竹クリーニング店が掲げるのが、

「清潔に」「キレイに」そして「早く」

という考え方です。

長年地域の個人客と向き合ってきた仕事。

そして、企業や病院、学校、官公庁などを支える定期集配。

扱う衣類や求められる仕事は違っても、一着一着を確認しながら仕上げる姿勢は変わりません。

大竹クリーニング店で衣類を仕上げるスタッフ

お客様とのつながりに支えられて

1936年の創業以来、宇都宮で仕事を続けてきた大竹クリーニング店。

長い年月のなかで築いてきたものは、クリーニングの技術や設備だけではありません。

店主に「印象に残っているお客様とのエピソード」を尋ねると、こんな話を聞かせてくれました。

お子さんが生まれたとき、たくさんのお客様からお祝いをいただいたこと。

そして、お客様が旅行へ出かけた際には、お土産をいただくこともあるそうです。

衣類を預け、きれいになった品物を受け取る。

クリーニング店とお客様の関係は、それだけでも成り立ちます。

けれど、長く同じ地域で仕事を続けていると、その関係は少しずつ変わっていくことがあります。

家族のことを知っている。

近況を話す。

旅行のお土産を渡す。

子どもが生まれれば、一緒に喜ぶ。

大竹クリーニング店が長年地域で積み重ねてきたもののひとつが、こうしたお客様とのつながりです。

店主は、その関係について、

「お客様との繋がりに大変感謝しております」

と話します。


店を支えるのは、一人の職人だけではありません

クリーニング店というと、店主や職人一人の技術に目が向きがちです。

もちろん、大竹クリーニング店にも、長年培ってきた技術があります。

しみ抜き。

洗浄。

プレス。

アイロン仕上げ。

集配。

受付。

しかし、実際に一着の衣類がお客様のもとへ戻るまでには、いくつもの仕事があります。

そして、その一つひとつを担当する人がいます。

大竹クリーニング店では、店主やご家族、スタッフがそれぞれの持ち場で仕事をしています。

誰か一人だけで成り立っている店ではありません。

それぞれの持ち場で仕事をする大竹クリーニング店の皆さん。

機械を操作する人。

アイロンを握る人。

仕上がった衣類を確認する人。

次の工程へ衣類を渡す人。

一枚の写真の中にも、さまざまな仕事があります。

大竹クリーニング店が大切にしている、

「お客様の顔を思い浮かべながら、大切な品物を一点一点丁寧に扱う」

という考え方は、店主一人だけのものではありません。

スタッフ全員で心がけていることです。


街クリ編集部が感じた大竹クリーニング店

大竹クリーニング店を紹介するにあたり、たくさんの写真を提供していただきました。

現在の店舗。

クリーニング設備。

しみ抜きをする店主。

アイロンをかけるご家族やスタッフ。

そして、昔の店舗や集配、作業風景を写した写真。

それらを一枚ずつ見ていくと、大竹クリーニング店の90年は、単に「老舗」という一言だけでは表せないように感じます。

大竹クリーニング創業時のアイロン

1936年に大竹洗染所として始まった店。

自転車で地域を回っていた集配。

店内でアイロンを握る人たち。

そして2026年。

店の建物も、使われる設備も、クリーニングの方法も変わりました。

現在は企業や病院、学校、官公庁などへの定期集配を行い、しみ抜きについては遠方から相談が寄せられることもあります。

その一方で、昔の写真にも現在の写真にも共通して写っているものがあります。

そこで働いている「人」です。

最新の機械があっても、最後に衣類を見るのは人。

お客様から相談を受けるのも人。

一点一点の状態を確認するのも人。

そして、仕上がった衣類をお客様へ返すのも人です。

90年という歴史は、建物や店名だけが残ってきた結果ではありません。

その時代ごとに店を支えた人がいて、お客様がいて、その仕事が次の世代へ引き継がれてきた結果なのだと思います。

昔の技術をそのまま守るだけではなく、新しい設備も取り入れる。

機械に任せられるところは生かしながら、最後は人の目と手で確認する。

大竹クリーニング店は、そんなふうに時代に合わせて仕事の形を変えながら、宇都宮でクリーニングを続けています。


3代目店主とご家族について

現在、大竹クリーニング店を担う3代目店主。

大学卒業後は東京でテレビ番組制作の仕事に携わり、結婚を機に家業であるクリーニング店を継ぎました。

奥様もマスコミ関係の仕事からクリーニングの世界へ。

夫婦で一から仕事を覚え、現在の大竹クリーニング店を支えています。

そんなお二人には、仕事以外にも共通点があります。

夫婦そろってゴルフ好き。だそうです!


料金について

大竹クリーニング店では、預かる品物の種類や状態、依頼内容などによって料金が異なります。

また、店頭での受付と集配など、ご利用方法によっても料金が異なる場合があります。

そのため、街のクリーニング名鑑では一律の料金表は掲載していません。

しみ抜きなど個別の処理が必要な品物については、状態を確認したうえで、おおまかな料金や納期、処理に伴うリスクなどを相談しながら進めています。

詳しい料金については、大竹クリーニング店へ直接お問い合わせください。


創業90周年。これからも宇都宮で

2026年、大竹クリーニング店は創業90周年を迎えました。

店主から、地域のお客様へメッセージをいただきました。

当店は小さなお店ですが、地域の皆様に支えられ、創業90周年を迎えることができました。この地で親子3代に渡り続けてこれたのは、皆様のおかげです。

これからも一人でも多くのお客様に安心して預けて頂ける信頼あるクリーニング店を目指して、地域の皆様と共に歩んでいく所存です。

引き続きご指導、ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。


店舗情報

店舗名: 大竹クリーニング店
住所:〒320-0814 栃木県宇都宮市三番町1-7
電話番号:028-634-5005
営業時間:8:00〜18:00
定休日:日曜日・祝日
※営業時間・定休日等は変更となる場合があります。来店前に店舗へ直接ご確認ください。
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大切な衣類のクリーニングやしみ抜きについて困っていることがあれば、まずは品物の状態を見てもらい、相談してみてください。

街のクリーニング名鑑では、これからも地域で仕事を続けるクリーニング店と、そこで働く人たちの情報を紹介していきます。


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