七五三の着物はクリーニングが必要?着用後のお手入れと保管方法を解説

七五三は、お子さんの成長を祝う大切な行事です。

お気に入りの着物で写真を撮ったり、神社へお参りしたり。家族にとって思い出深い一日になりますね。

一方、七五三が終わったあとに迷いやすいのが、着物のお手入れです。

一度しか着ていないから、そのまましまっても大丈夫?

目立つ汚れがなければ、クリーニングは必要ない?

今回は、七五三の着物を長く大切にするために、着用後のお手入れと保管方法を紹介します。

七五三の着物は一度着ただけでも汚れる?

着用時間が短くても、着物には汗や皮脂、ほこりなどが付着することがあります。

特に小さなお子さんの場合は、次のような汚れにも注意したいところです。

  • 食べこぼし
  • 飲み物のシミ
  • 袖口や裾の汚れ
  • 汗や皮脂
  • 草や土の汚れ

着物の柄によっては、汚れが目立たない場合もあります。

しかし、時間が経ってから変色として現れることもあるため、着用後の確認が大切です。

七五三の着物は必ずクリーニングに出すべき?

七五三の着物についたしみ。写真提供:クリーニングうみの(山梨県)
クリーニングうみの(山梨県)が依頼された七五三の着物のしみぬき。
七五三の着物についたしみのしみ抜き後の写真。。写真提供:クリーニングうみの(山梨県)
クリーニングうみの(山梨県)が依頼された七五三の着物のしみぬき。しみ抜き後の写真。

すべての着物に、毎回同じお手入れが必要というわけではありません。

着用状況、素材、汚れの有無、次に着る予定などによって判断が変わります。

例えば、短時間の着用で目立った汚れがない場合と、食べこぼしや汗が多く付着した場合では、必要な対応も異なります。

また、着物には正絹、化学繊維などさまざまな素材があります。

家庭で洗える表示のある製品もありますが、洗い方を誤ると縮みや色落ち、型崩れにつながることがあります。

大切な着物や判断が難しい着物は、着物の取り扱いに対応しているクリーニング店へ相談しましょう。

着用後に確認したい場所

七五三の着物の写真。写真提供:ユニクリーニング(東京都目黒区)
写真提供:ユニクリーニング(東京都目黒区)

襟元と袖口

肌に触れやすく、汗や皮脂が付着しやすい部分です。

胸元と前身頃

食べこぼしや飲み物のシミがないか確認しましょう。

裾と袖の先

地面や周囲のものに触れやすい場所です。屋外での撮影や参拝後は、特に確認しておきたい部分です。

長襦袢や肌着

クリーニングうみの(山梨県)の子供の長襦袢のしみ抜き。ビフォー。
クリーニングうみの(山梨県)が依頼された長襦袢のしみ抜き。しみ抜き前の写真。
クリーニングうみの(山梨県)の子供の長襦袢のしみ抜き。アフター。
クリーニングうみの(山梨県)が依頼された長襦袢のしみ抜き。しみ抜き後の写真。

着物本体だけでなく、内側に着た長襦袢や肌着にも汗が付着しています。

着物とは素材やお手入れ方法が異なることがあるため、それぞれ確認しましょう。

七五三の着物をクリーニングに出すときの注意点

着物を預ける際は、七五三で使用したものであることを伝えましょう。

また、次の点を確認しておくと安心です。

  • 着物の素材
  • シミや汚れのある場所
  • 長襦袢や帯なども依頼するか
  • しみ抜きが必要か
  • 料金と仕上がり日数
  • 次に着用する予定

着物のクリーニングやしみ抜きは、一般衣類とは異なる技術が必要になる場合があります。

すべての店舗で同じ対応ができるわけではないため、事前確認が大切です。

次に着るまで、どう保管する?

汚れを確認してからしまう

汚れが残ったまま長期間保管すると、後からシミや変色が目立つことがあります。

湿気を避ける

着物は湿気の影響を受けることがあります。

収納場所の換気や湿度管理に気を配りましょう。

無理に折りたたまない

着物の形に沿って丁寧にたたみ、余計なしわがつかないように保管します。

街クリ視点|七五三の着物は、次に着る人のためにも

着物のしみ抜きビフォーアフター。写真提供:ユニクリーニング中町店(東京都目黒区)
着物のしみ抜きビフォー(上)アフター(下)。写真提供:ユニクリーニング中町店(東京都目黒区)

七五三の着物は、一度きりの衣装とは限りません。

弟や妹が着ることもあれば、親から子へ、さらに次の世代へと受け継がれることもあります。

だからこそ、着用後のお手入れは、今の汚れを落とすためだけではなく、次に着る人へ大切な一着をつなぐための準備でもあります。

まとめ|七五三が終わったら、まず状態を確認

七五三の着物は、着用時間が短くても汚れが付着している可能性があります。

すぐに収納せず、襟元、袖口、裾、長襦袢などを確認しましょう。

クリーニングが必要か迷ったら、着物の取り扱いに対応している店舗に相談するのがおすすめです。

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